-----コンピュータでコミュニケーション-----

3回目

ともしび財団のホームページにアクセスする

 


このレポートは「かながわともしび財団」季刊誌「ともしび」の97年 1年4回にわたって連載したものです。


 

リード記事

 コンピュータは頭脳のための自転車です。操作のしかたを覚えれば乗りこなすことができます。マウスという入力装置を使えば、画面に出てくる絵に矢印を当てるだけでコンピュータを制御することができます。電話回線を通じてインターネットにつながれば、ホームページにウインドショッピングに行くことができます。では、実際にインターネットにつないでみましょう。そうです、ともしび財団のホームページにアクセスします。

 

一度インターネットを体験したい人にお薦めスポット

 インターネット接続に必要なものは、まずパソコン。そしてソフト、モデム、電話回線です。最新機種ではこれらがセットになっているものがあり、これを選ぶのも懸命です。そうでない場合は煩雑な作業が必要です。でも、購入するには最低でも15万円以上の費用がかかります。試しに買ってみようという金額ではありません。

 どんなものか試したい方には、NTTショールーム、「インターネットカフェ」とよばれる喫茶店があります。神奈川県の第三セクターが運営している溝ノ口の『ネットワークサロン』(かながわサイエンスパーク一階044-819-2003)、『情報プラザ』(厚木アクストメインタワー二階0462-20-2711)は、体験コーナーを持っています。

 さらに神奈川県マルチメディア産業推進協議会の「かながわマルチメディアサロン045-311-5562」は横浜駅西口から徒歩五分の相鉄岩崎学園ビルにあります。神奈川県・産業界の取り組みで、二一世紀のマルチメディア産業創出をめざし、ベンチャービジネスを創出していくアイディアと技術の交流・最新機器によるインターネットの体験・最新のベンチャービジネス事情や、マルチメディア技術動向をテーマとしたセミナーの開催などが行われています。

 パソコンの基本操作やインターネット接続を教えてくれることはありませんから、利用に当たっては自分で基本操作を習っておくか、よくご存知の方と行くのがいいでしょう。習得にするのには入門書、入門ビデオが発売されています。ローマ字のキー入力(ワープロ専用機でもできます)、電源の入れ方(コンピュータの立ち上げ)、マウスの使い方、ソフトの起動のしかたなどを知っておくといいでしょう。

 

「かながわマルチメディアサロン」で体験

 それでは「かながわマルチメディアサロン」にいってみましょう。迎えてくれたのは植田さん、筧さん。「月曜日から金曜日まで、午後一時から夜九時までならいつでも利用可能です。ご自由にどうぞ。ただし、コンピュータを教えることはありませんので、よろしくお願いします。時々セミナーが入ったり、混んでいる場合もありますので、前もって連絡をくださるとありがたいです。ここに来ると仲間ができ、目的があればよびかけることができます。さまざまな業種の人がインターネットというキーワードで集まっているので、新しい活動ができるかもしれません。」(図一salon.GIF)

 

インターネットに接続する

 さて、いよいよインターネットに接続です。まず、コンピュータの電源を入れます。やがてモニター画面に小さな絵とその下に文字が書いてあるマークが現れます。これをアイコンとよびます。

 マウスを動かしてウインドウズの場合、画面左下のスタートからアプリケーションを選んで、そこから「ネットスケープ」か「インターネットエクスプローラ」を選んでください。

 広がったウインドウは「ホームページ」を表示させるソフトで、世界中の団体や個人がインターネット上においてある「電子パンフレット」にアクセスすることができます。

 

かながわともしび財団のホームページ

 「かながわともしび財団」にアクセスしましょう。「Netsite」もしくは「アドレス」と見出しのついた長方形の「アドレスバー」に

http://www.nenrin.or.jp/kanagawa

と打ち込みましょう。その際には日本語入力を解除し、英語の小文字入力にして、正確に打ち込みましょう。日本語入力のローマ字(全角文字)や、一度日本語入力で打った全角文字を半角文字に変換したものは認識されませんので、必ず直接入力、半角で、英語小文字を打ち込んでください。

 そうすると、画面が一度白紙になり、少しづつ「かながわともしび財団」のホームページが表示されていきます。(図二tomo1)

 ウインドウの右下の下向きの矢印を押すと、画面の下を見ることができます(スクロール)。

 「ようこそ、かながわともしび財団へ」から始まってみんなの広場、財団の紹介、ホットな情報、耳寄りな情報、チョットひと休み、活動の相談、活動の紹介、活動の支援、ともしびネットワークなどのメニューが並んでいます。

 ホームページが便利なのは「リンク」の機能です。色の変わっている文字や、画像をクリックすると、指定されたホームページに飛んでいくことができます。

 では、「活動の支援」をクリックしましょう。すると「活動の支援」の詳しい内容に飛びます。さまざまな場所をクリックしましょう。次から次へ、情報を見ることができるでしょう。(図二tomo2)

 このように、マウスでクリックするだけで、興味のあるホームページに移動することができます。

 また、いくつかのキーワードで関連のあるホームページを検索することもできますので、自分の知りたい情報を世界中から集めることも可能となるでしょう。

 

 さて、この連載の最終は、電子メールを使って、情報を発信してみましょう。